日本画の歴史 近代篇 狩野派の崩壊から院展・官展の隆盛まで (中公新書) [ 草薙奈津子 ]
狩野派の崩壊から院展・官展の隆盛まで 中公新書 草薙奈津子 中央公論新社ニホンガノレキシ キンダイヘン クサナギナツコ 発行年月:2018年11月20日 予約締切日:2018年10月13日 ページ数:256p サイズ:新書 ISBN:9784121025135 草薙奈津子(クサナギナツコ) 1968年慶應義塾大学文学部哲学科卒業。
69年から山種美術館学芸部企画・普及課長を務めたのち、慶應義塾大学、東京藝術大学、学習院大学の各講師を経て、2004年より平塚市美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 明治・大正の南画/第2章 幕末・明治の浮世絵/第3章 忘れられた明治の日本画家たち/第4章 フェノロサと芳崖・雅邦、近代日本画第一世代/第5章 岡倉天心と日本美術院の作家たち/第6章 日本美術院第二世代の台頭と活躍ー紫紅・靫彦・古径・青邨/第7章 官展の歩みー東京画壇・京都画壇 画家たちは近代化にどう向き合ったのか。
開国後、大和絵、狩野派、浮世絵など日本伝統の絵画は、西洋絵画と出遭い、「日本画」と称すようになった。
フェノロサに評価された日本画は、岡倉天心、橋本雅邦らが新設の東京美術学校で確立。
のちには日本美術院の横山大観や菱田春草らが技法を追究し進展させる。
幕末の横浜浮世絵や南画から、国家主導で堂々たる作品が制作された明治期、そして、今村紫紅に代表されるのびやかな画風の大正期を描く。
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